世界のことは詳しくわかりませんが、資源のない日本は、人材がもっとも大切な資源だと考えています。
だからこそ、先人は教育ということに大きく力をいれてきたのでしょう。
でも、変化が激しいこの時代に、その仕組み自体が有効に機能していない部分も、いまこの国では増えてきているように思われます。

関連して、学校教育についても様々なネガティブな声、報道を耳にします。
でも、私たちは現状の学校教育や塾などの仕組み自体を真っ向から否定する気はありません。

「教育の軸を23.4度傾けよう。」と訴えます。

この言葉は、長くかかわってきたソーシャルビジネスマガジン「オルタナ」が、
創刊当時掲げていた「ビジネスの軸を23.4度傾けよう。」という言葉からの借用です。

23.4度というのは地軸の傾きです。
この傾きがあって、地球は四季折々の豊かな自然が生まれます。
今の子供たちが将来担うであろうこの国の未来に関して、
いま、教育の価値観や軸をほんの少し変えたら、23.4度くらい傾けたら
よりよい豊かな環境が待っていると信じています。

そういいながら、それはひょっとするとまるで新しいものではなく、
その昔、寺子屋と呼ばれていたものに近いのかなとも思っています。
年齢ごと学年ごとに輪切りになったものではなく、年齢や属性を超えた自身にあわせた学びを、
周りを取り囲むコミュニティが支える仕組みを、今の時代に合った21世紀型に作りたいと考えています。

子どもを取り巻く環境は、いつの時代も課題が満載です。
ここ数年は特に、数多くの子どもたちが犠牲になっている様子が、目立ってきました。
そのことが少子化の一因でもあるかもしれません。

私たちスタッフは、それぞれがそれぞれの社会で別々のキャリアを積んできました。
ところが、なにか目に見えない力が働いたかのように引き寄せられ、
自然と道筋を作ってくださるような信じられない事が続きました。
黙って立っていてはいられない追い風に背中を押されるように、
オルタナアカデミーを仲間たちと作ることを決意しました。

オルタナという言葉は、オルタナティブという英語の意味から来ています。
「もう一つの」という意味があるそうです。
そして、いまある課題に着目し、子育てをした親として抱いていた想いを一つ形にするために
「おにぎり」と「リビング」がある塾
という冠をつけました。

主な特徴は、
食事を出すこと。
リビングのような場所で勉強すること。
カウンセラーがいること。
主要五科目(国語、数学、理科、社会、英語)だけではなく副強化も想定し横断的な指導をすること。
傍らで社会人も学ぶ姿があること。
誰もが講師になれること。
企業や社会人が子どもたちの勉強を支えること。
があります。

そしてぜひ皆様にも企業として、社会人としてご協力いただきたいと思っているのです。

ところで、イギリスには行政も強く絡んだ、ブリットスクールという学校が存在していると聞いています。
この学校のことを知ったとき、やりたいことが詰まっているなと感じました。
一方で、日本にあったそして自分たちでもできる別の仕組みも作らなくてはとおもいました。
(ブリットスクールの参考記事http://wired.jp/special/2017/brit-school/)

まだまだ始まったばかりで様々な困難も毎日直面しています。ただ、その困難を乗り越えていくことそのものも子どもたちに見せていけば、未来のある子どもたちになにかバトンタッチできるのではないかとおもっています。
ぜひ、一緒に、未来に投資してください。ご協力をお願いいたします。
この仕組み、札幌から始めますが、ゆくゆくはその土地にあった考え方も取り入れながら日本中に、
企業や地域が支える学びの場を作りたいと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。

(2017.5.5)